岬

 久しぶりに長距離を漕ぐというマッタリ派の友人のKさんと、大三島を一周。思ったよりアップダウンが激しかったが、自動車が少なくて快走できるいいルートだった。

 走行距離57.53km、通算597.5km。

切符売り場

 今回は忠海〜盛間をフェリーで移動して大三島を一周することにした。忠海港までは車で移動。盛港は「さかり」港と読むと初めて知った。「もり」かと思っていた。

 早めに出発したものの思ったより早くついてしまい、目の前で大三島へ渡るフェリーを見送ることになった。もともとの予定は次の便だったので困りはしないけど何か残念。しかしこれでよかったのだった。

フェリー

 乗り場でまったりとした時間を過ごし、やっと到着したフェリーに乗船。自転車の固定は自分でやるみたいで、備え付けのロープを巻きつけて客室へ上がった。

海岸線の道

 経由地の大久野島に着岸したが、1分たらずで出航した。すぐに盛港に到着。反時計回りで島を一周する予定。

 以前ルック車でしまなみ横断した時に通過したけど、一周するのは初めて。一体どんなところだろうと楽しみ。車が少なく(ていうか殆ど走らず)快適に走らせる。

案内板

 北端にある盛キャンプ場前にて。サイクリングコースとしては島の一部分のみ。南西半分はサイクリングコースではない、県道51号線を走ることになる。

最初の登り

 初めに現れた登り。サイクリングコースなので車道とは別にゆるやかなスロープがつけられているが、こんなトラップも。でもここ、そのすぐ脇になだらかな道がある。なので階段は迂回可能の様子。

休憩

 標高70mほどだけど、サイクリングロードなのでゆるゆると登れる。しかしKさんの要請に応じて途中の東屋で休憩。でも使われていないらしく、鳥の糞に塗れていた。

荒れたサイクリングロード

 このミニ峠のサイクリングロードはきっと殆ど通る自転車がないのだろう、荒れ放題。若干スリップ注意。

海沿いサイクリングロード

 峠を抜け、車道と合流して右折。しばらく走ると海岸通りに出た。

道端の花

 花が咲いていたりする自転車道。しかしこの区間では一度も他の自転車と会うことがなかった。

なにやら公園

 明日と書いて「あけび」と読む地に到着。なにやら公園があった。自転車を押して公園内を歩いた。

鶴姫公園

 鶴姫公園とな。悲しい逸話のあるところらしい。

水琴窟

 その公園内に、「水琴窟」というのがあった。矢印のところで耳を澄ますと、ポロンポロンという音が聞こえてきた。デジカメにボイスレコーダがついていたので(この日初めて知った!)録音してみた。

 ファイルがmpgなのは、それしかアップロードできなかったから。映像はアリマセン。→水琴サウンド

大山祇神社 大山祇神社

 

大山祇神社 大山祇神社

 

ヘルメット守り

 そのすぐ近くに、大山祇神社。自転車を駐輪場に停めてから、歩いて神社を参拝した。

 以前、友人に頂いたヘルメット守り。ここ大山祇神社で頂けるということで、200円を納めて今回自転車ヘルメット用に頂いた。ご利益を使わないように運転することを誓いますが、もしもの時はぜひともよろしくお願いします。

大漁食堂 大漁食堂

 

大漁食堂 大漁食堂

 

 するとちょうどぴったり大漁食堂のオープン時間。ここは名物の海鮮丼380円とセルフサービスのバイキング風おかずが人気のお店。メニューにあるごはんものを注文し、あとはお好みで陳列されてあるおかずを選ぶ。

 ついついいっぱい取ってしまう。魚好きにはたまらない。Kさんはいわしのフライをえらく気に入ったご様子。魚の食べ方をKさんにほめられた。多分がめついだけだと思いますけど・・・。

道の駅

 その後道の駅へちょっと寄った。寄っただけだった。

南へ

 サイクリングロードはそのまま東へ島を横断しているのだけど、今回は一周ツーリング。というわけで、一旦海沿いに戻って県道51号線を行く。

 意外とアップダウンが出てきて、Kさんはへばり気味。昼食べ過ぎたと連発していた。

ところミュージアム大三島

 標高50mほどのところにあった「ところミュージアム大三島」。受付の女性がいらっしゃるだけの様子。他に車が駐車していないことから、お客さんもないのだろうか。

岬

 一旦海岸まで降りたかと思ったらまたきつい登り。標高70mほどまで上がった。しかし登ったあとの景色はよかった。

野々江トンネル

 ちょっと長いトンネル。心配だったので一応ここだけは歩道を行かせてもらった。誰もいないし車も一台も通らなかったけど・・・。

 自動車は10分に1度通るかどうかっていうくらい少なかった。サイクリングロードじゃないからどうかなと思ったけど、全く心配いらず。土曜日だというのに。

 繰り返すアップダウンに足が売り切れた様子のKさん。途中に見つけた自販機の前で大休止。このあたり、店も何もないので要注意。

大三島橋

 その後しばらく走って、大三島橋が見えてきた。橋が見えましたよーとKさんを励ました。

大三島橋

 出走りからは県道51号で40m弱の峠を越えたけど、今地図で見たら細い海沿いの道もあるのかなぁ?そっちに行ってみればよかった。

 もうひとつの寄り道目的地、伯方の塩ソフトへはKさんは行かないという。Kさんが言い出したのにもう完全に足が売り切れたらしい。というわけで、Kさんには先に多々羅大橋まで向かっておいて頂いて、ひとっ走り一人で向かうことに。

道の駅伯方S・Cパーク

 昔はひぃひぃ言って登った坂も、今ではすいすい登れた。あの時は18kgのルック車にキャンプ道具推定10kgを積んで走ったっけ。それから比べれば軽くて当然。待たせてる間は休憩時間だけど、あまり待たせてもアレなので、ぶっ飛ばした。

伯方の塩ソフト売り場

 で、伯方の塩ソフトはこちらで販売。

伯方の塩ソフト

 こんな感じ。オヤジ一人がソフトクリームをパクつくってどうなん?

再び大三島橋

 さすがのサイクリングロード、ここの区間はたくさんの自転車を見かけた。あんまり待たせてもアレなので再びぶっ飛ばして待ち合わせ場所の多々羅しまなみ公園へダッシュ。平らで走りやすい道だったので、30〜35km/hという僕にしてはかなりなハイペースで走ることができた。ハァハァ言ってたけど。これを1時間キープは無理だな。

多々羅大橋

 Kさんの回復を待って、多々羅大橋を眺めて大休止。自転車はたくさん。キャンプ道具を満載した自転車も。

盛へ

 そこから盛港までは平坦な道。どれだけ足が売り切れていても走れるくらい。もう稲刈りをやっているところもあった。秋なんだなぁ。

フェリー

 帰りのフェリーもやっぱり目の前で出航して行って、一時間待ちぼうけ。たこ焼き売りのおっちゃんとずーっと話してた。島民はあんなところに行かないとか散々言われた。おもしろいおっちゃんだった。

 ここはまた走りたいと思った。Kさんはもう来ないかなぁ?まぁKさんと来るときは折角なんで別の島かな。