ループ橋

 トランプ部のメンバーで冬のしまなみ海道サイクリング。MTB1台折りたたみ小径2台ロード1台という編成でまったりまったり走った。

 メジャーなところばかりを押さえて食べまくりの飽食サイクリングで体重が2kg増えた。

 走行距離はスタート押し忘れたりフェリーも乗ったりとちょっと怪しいけどざっくり159.8km。CAAD通算936.0km。合算2065.8km。

 一日目の朝。8時に尾道駅前集合ということで、早朝の車が少ない道を駅前まで走った。寒波到来で自宅周辺は雪が積もっていたが、尾道付近は寒いだけで雪はなし。駐車場から集合場所まで走っている間にも、サイクリンググローブだけでは手がジンジンしたので念のため持ってきていた登山用のオーバーグローブをつけた。これがなかったら途中で手袋を買わないといけなかった。シューズカバーは厚手のネオプレンのやつでちょうどよかった。

 尾道駅で双栄さん・たきびさん・あるみちゃんと4人が集合。今回のサイクリングは随分前から予定が組まれ、みんな楽しみにしていた。このメンバーで走るのは初めて。どんなめちゃくちゃなサイクリングになるだろう?

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 尾道駅前港湾駐車場でサイクリングチケットを往復分購入して、最寄の渡船に乗り込んだ。

 船員さんと冬のしまなみの観光客について語り合い(?)、短い船旅を楽しんだ。

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 一応一度は走ったことがある手前、案内役ということで先頭を20km/h弱程度で走ってみる。が、全くついてくる気配がない・・・。それならということで最後尾をまったりついていくことにした。

 向島を西から回り込み、因島大橋の下をくぐり抜けてから橋に向けて上り坂をゆるゆる登る。

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 橋には凍結防止剤が撒かれていたりして。橋を走るとタイヤが真っ白になる。それにしても橋の下の自転車通行帯は狭すぎないか。

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 朝食を食べてないメンバーもいたので、橋を渡ってすぐのところにある大浜PAに立ち寄った。おやつがわりにコロッケ&タコ天。

 なんかしょっぱなからまったりモード。だがそれがいい?そのうち宿から電話。「今日、大丈夫ですか」と心配してかけてきてくれたのだ。確かに寒波到来で風も強く、日本屈指のサイクリングロードといえど自転車で走っている人は殆どいない。「予定通り走ってます!」とお伝えした。

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 とりあえずサイクリングロード指定の道に沿って走った。以前は海岸線を通ったので、初めて走る道はちょっと新鮮。生口橋に近づくにつれて交通量が多くなってくるのに狭くなる道。ちょっとこわい。

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 斜張橋の生口橋を渡ると生口島。どうもお疲れの様子。

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 というわけで、生口島の有名どころ、「瀬戸田ドルチェ本店」にて休憩。空模様が怪しくなってきた。

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 お昼は「しま一」「しまー」じゃなくて「しま一」ですことよ。でもよく間違えられるんだとか。グルメストリートじゃなくてポプラの並びにある。

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 刺身定食にしてみた。イカのキモ?だっけ。めずらしいのもあってうまかった。一口もらった穴子丼もうまかった!

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 しまなみ食の旅。お次はすぐそこの岡哲コロッケ組と玉木商店のローストチキン組に分かれて(って言っても目と鼻の先)ついこないだコロッケ食べたばかりなのでチキンにしてみた。

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 食後は生口島の西海岸沿いを南下。海は荒れていて、風はピューピュー。食べまくりの押しまくりでもマイペースは崩さない。

 多々羅大橋の上り坂も堪えた様子。少し休憩して、橋に入った。多々羅大橋の途中では多々羅鳴き龍を楽しんだ。

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 定番ショットもオマケ。

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 道の駅多々羅しまなみ公園に到着。ここでゆっくりする予定だったのだけど、かなり時間が押しているのでトイレ休憩のみにして、先を急ぐことにした。雪がちらちら降ってきた。

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 伯方島に渡るところの大三島橋の下。鼻栗瀬戸はいい感じのウェーブができていた。あの中で遊びたい・・・。

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 しまなみ食の旅。お次の目的地、道の駅SCパークはかたの塩ソフト。ちょうど選べるプレゼントをしていたので定規セットをもらった!

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 望遠側にして撮影すると背景が手前に寄るのですの図。

 ちょっと日が落ちかけてきているところ、ちょっと焦ってはきているようで、あるみちゃんが自分が遅いからと先に出発した。まぁ伯方・大島大橋を渡るくらいで追いつくでしょと先に見送り、男衆はまったりスタートした。

 なんかSPDのハマリが悪いとふと見ると、なんとペダルが茶色い。うえぇぇぇウンがついている。食事中の方申し訳ないが、ビンディングシューズのクリートまわりにちょうどべっとり、しかもネオプレーンのシューズカバーにもみっちり、それでペダルにもまっちり。いやや、いややーー!!

 宿にそのままチェックインするのも気がひけるし、どっかできれいにしないといけないと重い最悪の気分のまま、写真も撮らずに淡々と橋を渡った。

 それにしても先行したあるみちゃんの姿が見えない。めっちゃ速いなぁ、なかなか追いつかないや、そんなに焦らんでもいいのに、それにしても洗う場所ないかな、と複雑な気分で走った。伯方島との間は潮流が激しく流れていて楽しそうだった。

 たきびさんはずっと心配し続けていて、僕は大丈夫でしょ〜なんて言ってたけど、大島に入ってしばらく走ってもまだ追いつかない。たきびさんはスピードアップして様子を探るがその次を走っていた双栄さんはマイペース。その後ろで悶々としている僕も双栄さんペースで走った。

 宮窪で交差点なので、ここを過ぎると迷うかもしれないとあるみちゃんに電話してみた。「橋渡った?」「でしょ〜」どうやら伯方島外周道路をかなり走っていたらしい・・・。というわけで、ちょうど宮窪のところにあったフェリー待合室兼サイクリングターミナルで到着を待つことにした。

 事情が事情だけに待合室に入るわけにもいかず、裏で洗える場所を探してみたらちょうど水道があったので洗わせて頂いた。複雑な構造のビンディングペダルの隅々にまで染み渡ったやつらを洗浄し、シューズカバーのソールのケブラー補強部分にしがみつく奴らも洗い流し、クリート周辺に居座る大ボスを退治した。さすがに靴の中まで濡れてしまったが、気分はスッキリ。こんな時間を用意してくれたあるみちゃんに感謝!?

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 アウトドア活動と同じく、パーティは別行動しちゃいけんねぇと教訓を再確認して、再出発。

 大島の峠を越えて吉海に到着したときにはもう暗くなっていて、道の駅も閉まっていた。

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 薄い夕焼けと来島海峡大橋のランプが美しい。なかなかこういう経験も普通しないしこれはこれでいいじゃない??

 湿った片方のシューズを容赦なく吹き付ける冷たい風。足が冷たくジンジンしてきた。

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 でも風はとても強く、風速10m/sは超えているだろうか。吹流しも真横になっている。しかも、ちょー向かい風!前進スピードは10km/h程度!この橋こんなに長かったかな、という感じ。いや確かに長いんだけど。ヒューーーとかキーーーーーンとか、橋が鳴るのって初めて聞いた。

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 もともとは、一度四国本土(?)まで渡ってから馬島に入ろうと思っていたのだけど、夜暗い中行ってもねぇ・・・ということで、馬島で途中下車することにした。馬島は住民以外は自動車で入れない。歩行者か自転車・原付バイクでのみ、用意されているエレベータに乗ることができる。

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 シースルーエレベータなのに、真っ暗!!

 初めて降りる馬島だけど、様子があまりわからないまま宿についた。全員冷え切っているのでとりあえず風呂!

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 普段会うときは無人島のキャンプ生活なみんなとこうして宿の食事を囲むというのはとても新鮮。それで登場してくる料理の数々がこれまた豪華で。みんな残すのがキライなのでいいペースで食べ尽くしていくのだが、最後の最後はどうしても厳しくて、烏賊刺しを少し残してしまった。

 大満足ながら超満腹で苦しくて、部屋に戻ってぐったり。苦しぃ〜と言いながら横になっていたらいつの間にか寝てしまい、夜行われるはずだったトランプ大会がお流れになった。トランプ部なのに。

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 二日目。散々食べたのに朝食もおいしく頂いた。少しゆっくりめに出発。記念撮影などしながら前夜に見えなかった馬島からの景色を楽しんだ。

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 これがシースルーエレベータ!

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 とりあえず四国本土(?)を目指す!相変わらずふきながしは真横!

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 三人を見送ってループ橋写真を撮ろうと橋の上から粘ったのだけど意図が全く伝わらなかった・・・。バラバラな三人。

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 四国本土といってもサンライズ糸山まで。中に入って、レンタルサイクルのカタログなど見せてもらった。なんとIntermaxやあと何だっけ、FeltだったかTrekだったかのロードバイクやリカンベント風のタルタルーガなんてのもレンタルできるらしい。

 ゆっくりして、来島海峡大橋を戻る。今度は追い風。まるで無風のような感じですいすい戻った。風は強いがいい天気!

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 こっちのループ橋はちゃんと三人揃った!!

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 しまなみ食の旅。道の駅よしうみいきいき館で休憩。以前ここで特大いちご大福を食べた記憶があったのだけど、ずっとないって言われた。というわけでみかんソフトにした。

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 大島の帰りは、指定のサイクリングロードから外れて西側の海岸沿いを行った。峠を避けることができるのだ。でも風が強い。

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 でももう一つの峠は越えて、宮窪に下りたところでまた休憩。前日のあの集合ポイント。待合室にはおばあちゃんがたくさん待っていた。フェリー待ちらしい。鵜島から朝市へ売りに着ているそうだ。あるみちゃんが話しかけた受付の方にいろいろ話を聞いていると、どうしても伯方島行きのフェリーに乗りたくなった。

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 というわけで、乗った!この伯方島との間の潮流体験が格安でできると思うとそれだけでもうれしい!ていうかこの小さい感じが素晴らしい!

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 能島と鵜島の間から流れてくる水流にフェリーがギューーっと曲げられて、それを何事もなかったように戻して鵜島に着岸。おもしろい。実におもしろい。

 宅配便も荷物だけ船員さんに渡されて、船員さんが島で待つ人に手渡す。結局みんな鵜島で降りてしまった。乗船客は僕ら4人だけになり、2階に上がったり下に降りたり写真を撮ったりしていたら船員さんがみかんをくれた。もう箱全部持っていってもいいなんて言う。たくさんもらうんだそうだ。

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 フェリーが着岸する尾浦の港は木浦まで目と鼻の先。船折瀬戸のあたりの山も登らずに三和に辿りつけてしまう。自力で走らない罪悪感よりめずらしい体験をした満足感の方が大きいのはなぜなんだろう、とか考えながら、しかしあるみちゃんは前日に間違ってこのあたりまで来たそうで、ひとりだけ自走分を稼いでいるのだった。ともかく三和についた。

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 しまなみ食の旅。塩ラーメン。

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 伯方島は北側をぐるっと周り、再び鼻栗瀬戸。また潮流がウェーブを作っていた。

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 大三島ではスルーした道の駅多々羅しまなみ公園で今度はゆっくり休憩。

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 しまなみ食の旅。たこ天!

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 しまなみ食の旅。ひらめ入りじゃこ天!

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 来島海峡大橋を渡るときにはもう西日。

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 4人の影が長くなった。サンセットビーチでサンセットとはこれいかに。

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 焦ってきたのか結構なペースで走れるようになっている。最初からこのペースで走ればもっと楽なのに・・・とか思いつつ、明るさが足りずに写真もブレて少なめになる。

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 因島で夜を迎え、暗闇を走る。前照灯の電池が切れた。でも明るさを落としたらまだ持った。光量変えられることを初めて知った瞬間だった。

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 向島からは福本渡船で横断。尾道駅前にゴール!!

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 たきびさんオススメのラーメン店に寄って、ラーメン・餃子を食べた。

 そこで解散。お疲れ様でした!でも僕には最後のヒルクライムが待っていた。ひとり夜道をダンシング。ひぃひぃ漕ぎながらも、流れ星がとても長く尾を引いて流れていったのが見えた。

冬のしまなみ海道サイクリング
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