淡路島一周

 同僚のNと、兵庫に引っ越した師匠のKさんとともに、瀬戸内海で一番大きい島「淡路島」を一周するキャンプツーリングにでかけた。

 走行距離177.96km。CROSS-CHECK通算1130.0km。合算1783.7km。

ぎゅうぎゅう車内

 金曜の夜にNと広島を出発。前泊でKさんちに泊めてもらって、朝出発。キャンプ道具込みだと、3人3台ではキャリアに1台積んでこれでいっぱいいっぱい。

兵庫大佛

 まずは巨大フィギュア?つながりで、まずは兵庫大佛。「伝統日本三大仏」ということで奈良鎌倉に続く三番目だそうだ。意外とスゴイのかも。

ホームスタジアム神戸

 途中にあったホームスタジアム神戸。

鉄人28号

 巨大フィギュアつながり2番目は、1/1スケール鉄人28号!

鉄人28号

 ただ直立しているんじゃないところがすばらしい。このポージング、最高。

鉄人28号

 そのうちGoogle Mapの衛星写真で見えるかもしえない。

鉄人28号

 結構細かいところまでしっかり作ってある。

たこフェリー

 で、たこフェリー乗り場へ。

たこフェリーから

 明石海峡はたくさんの大型船が往来するところ。そこを横断するたこフェリーも衝突回避でターンしたりしてなかなか楽しい。

明石海峡大橋

 明石海峡大橋。結構風が吹いて波立っていた。

明石海峡大橋

 近くで見ると結構曲がっている。

明石海峡大橋

 真下を通過。

明石海峡大橋

 そろそろ淡路島。初上陸!

 岩屋のフェリーのりばから少し南に行くと1日500円の駐車場がある。というところまで調べていたのだが、行ってみると既に満車の表示。どうしようか迷いつつそのまま走ると二つ目の駐車場があって、そこに入れた。

びわソフト

 準備して半時計まわりで行くことにして、スタート。いきなりトラブル発生。荷物を積むとフレームがたわむせいかフェンダーがタイヤと干渉する。若干調整したがダメだった。きこきこ言わせながら北淡震災記念公園まで到着。そこでびわソフト。

走る

 再スタートして、途中で育波ダイキがあったのでそこで安いペンチを購入。フェンダーの接触箇所を修正して一気に快適になった。一度荷物を載せて走ってみないといけないなぁ。

 その先にあった「いこい」食堂に入って昼食。適当に選んで入ったわりにはボリュームもあってうまかった。

南あわじ市突入

 そんなにアップダウンもなく、わりとストレートな海沿いの道。海は荒れて、一部道路まで波が打ちあがっていたけれどそれも一部だけでいい時間に南あわじ市へ突入。

慶の松原

 慶の松原へ到着。結構大きな松林だった。

慶の松原

 しばらく走ってもまだまだ松林。

慶の松原キャンプ場

 一体どこがキャンプ場なのかわからないくらい巨大なキャンプ場。しかもがらがら。トイレ・水場は南側の駐車場のトイレくらいか。でも少し行くとローソンがあってなかなか便利。スーパーなどは見当たらなかった。

夕日

 買出しからの帰りに見た夕日。

 鍋をしようと思ってでかい鍋を持ってきたのにスーパーが見当たらず、材料を買えないので仕方なくローソンでレトルトカレーを買って、持ってきた無洗米を炊いて食べた。風が強く波の音が激しかったが、松林の中は風はおだやかだった。

慶野松原荘

 近くの国民宿舎「慶野松原荘」で聞いてみたら入浴OKということで、温泉に入らせて頂いた。お湯の暖かさときたら。体は冷えていたのだろう。テントに帰ってきたときには風も収まり波の音も聞こえなくなっていた。

2日目スタート

 2日目。午後から雨になるということで、ちょっと心配だけどともかく出発。海はおだやかだった。

丸山の風車

 丸山の風車が見えてきた。

低い道路

 1日目の波だと、多分ここは波にかぶっていただろう・・・。

風車

 風車を目の前に登り道・・・でも迂回路があるということがわかり、下った。

大鳴門橋

 大鳴門橋が見えてきたところの公園で一旦停止。淡路島は各所にこういった小さな公園があって、休憩にぴったり。

マイ自転車

 この辺で、自分の自転車を撮ってないことに気づいた。久しぶりに出してきたクロスチェック。ロード的な感じで日帰りツーリングしたり、時にはラックをつけてキャンプしたりといった使い方を想定して、どちらもいける感じでクロスチェックにしたのだけれど、結局ロードバイクを買ってしまってキャンプ専用車になってしまった。それならということで、オヤジのキャンプ車風にとフェンダー・ラックなどなどつけてみた。

 フェンダーはSKS P45クロモプラスチック。シルバーな感じのを選んだ。リアラックはTOPEAK スーパーツーリスト。パニアをつけなくてもトピークのトランクバッグをガチャポンとつけられるのでいい感じ。パニアバッグはTOPEAK パニアドライバッグ。これはルック車時代に買ったもの。これもカチャッと装着・カチャッと取り外しできてなかなか便利。防水性も問題なし。ただし室内にでっぱるネジの頭が若干邪魔。

 前述のようにでかい鍋を持ってきたり、シュラフが冬用のめっちゃくちゃ暖かいやつだったりして大荷物になったため上の黄色いバッグが必要になった。これがあるせいでスマートさにかける。後ろ加重過多でもあるし、次回までにはフロントパニアも考えてバランスとスマートさを両立させようと思う。

登り

 割とアップダウンも少なめでやってきたのだが、大鳴門橋が近づくにつれて大荷物にはかなり厳しい上り坂が増えてきた。

アップダウン

 登ったと思って下ったらまた登りだったり、空荷だったらどんなにいいだろうと思った。

大鳴門橋

 そしてなんとかたどり着いた道の駅「うずしお」。一応潮汐表を見て流れている時間に来るように設定したのだけど、小さいながら渦も見えた。

 動画にするとこんな感じ。

大鳴門橋

 遊歩道を歩いて橋の下へ。

大鳴門橋

 遊覧船が早い潮流の中進んでいた。お客さん鮨詰め状態。

大鳴門橋

 川のように流れている様子がみてとれる。

大鳴門橋

 遊覧船三艘揃い踏み。

あわじ島バーガー

 「あわじ島バーガー」「淡路ドーナツコロッケ」どちらもうまかった!

たまねぎソフト

 たまねぎソフト。若干たまねぎ味が感じられなくもない、かな?

ワインディングロード

 それからも激しいアップダウンを乗り越えて、吹上のあたりで雨がぱらぱら降ってきた。車の通行はかなり少ない。

南岸

 土生のあたりでは本格的に降ってきた。全員合羽装備。で、立川キャンプ場に電話してみたら、なんともう営業終了とか。Webで見たところでは11月まで営業と書いてあったのに、当てが外れてしばらく途方にくれる。どこか近場で宿が取れないかと方々電話してみるがNG。とりあえず洲本まで走ろうということで、雨の中走り続けた。

 南東の道は道路がボロボロで走りにくかった。しかし雨の中走り続けるしかなかった。

ナゾのパラダイス

 突如現れた激しい登り道をふぅふぅ言いながら登ると、残念ながら寄ることができなかったナゾのパラダイス。激坂を上った頃にはもうすっかり暗くなって、ライト点灯。

 洲本の近くまで走ったところで、GPSでビジネスホテルらしきホテルを探し電話番号をNにケータイで調べてもらって電話したらすんなりOKだったのでラストスパート、洲本まで走った。

厳島神社

 チェックインして濡れたものを部屋中に広げ、落ち着いたところでフロントで聞いたオススメのお店目指して街に出た。街といってもひっそりとした感じだが、神社はちょうどお祭りをやっていた様子。警官も数人出ていた。

厳島神社

 なんと、その神社は厳島神社とな?!

三平

 たどり着いたのは「三平」というお店。

三平

 つくりやアラの煮物などたくさん出して頂いた。どれもデカイ。

三平

 出し巻き卵も巨大。どんぶり勘定的なお値段もお安かった。洲本に来たら三平!

洲本城

 3日目。翌朝。10時のチェックアウトまでみんな出てこないだろうということで、ロビーに荷物を置かせてもらって9時過ぎに一人空荷で洲本城まで登った。結構な登りだけど空荷だとなんともらくらく。雨もすっかり止んで冷たい朝の空気が気持ちよかった。

洲本城

 洲本の町が一望できる。天気がよくて気持ちいい。

洲本城

 パノラマ撮影してみた。

洲本城

 洲本城の天守閣。

洲本城

 中はただの展望台。でも見難い。

洲本シティホテル

 9時58分にホテルに帰りついたらみんな外に出ていた。慌てて荷物を積み込んで出発。洲本シティホテル、お世話になりました。お安くてよかった。

 2日目に予定以上に進んでしまったので3日目は短距離。まったりらくらく行きましょう〜。

大浜公園

 すぐ近くの海水浴場、大浜公園。天気がよくてほんとによかった。前日の雨がうそのよう。雨のあとだから空気が澄んでいて遠くまでよく見える。

国道を走る

 もうずっと国道なのでさすがに通行量が増えてちょっと緊張する。路肩が広いところが多いのでよかったけど狭いところもある。

モンちゃん

 途中に寄った静の里。モンちゃんという猿。昔は犬もいたらしい。

一億円

 その静の里になにがあるかというと、例の1億円金塊。昔はやったアレがここにあったのだ。ホテルで島内観光案内パンフレットをもらうまで知らなかった。入場料を払って入る。

一億円

 多分ホントに何も展示するものがなかったのだろう。金にまつわるあれやこれやより、こんな訪れた観光バスの写真・バスガイドさんの往年の写真がずらり。パノラマで撮らないと入らないほどずらり。

一億円

 ニセ札。

一億円

 金塊を触った芸能人一覧。

一億円

 しかしベッカムは別格(←これが言いたかった)。ベッカムだけ拡大別パネル。

金塊

 そしてこれが金塊!

金塊

 金相場の変動とともに、1億円に合わせて返却したり分割したりしているらしい。借り物なのか!ていうかちゃんと買っていたらいまごろ大変な額になっていたと思うんだけど・・。

売店

 売店もB級スポットの雰囲気がぷんぷん。

 帰宅後知ったのだが、なんと金塊の公開は今年度いっぱいなんだそうだ。

静の里・静の墓

 そもそもなんで「静の里」なのかなぁなんて思ってたのだが、なんと実は「静御前のお墓がある公園」だったのだ。金塊に埋もれて隅っこにおいやられ、しかも源の義経の墓と称するお墓もある。なぜ義経の墓までがあるのに「静の里」なのか、さらにナゾは深まる。

海岸線

 そして再び海岸線を走る。2日目には暗くて見ることさえできなかった友が島や紀伊半島もよく見えた。

海岸線

 あの山の向こうから走ってきたと思うとなかなかすごいのかも。

巨大フィギュア

 しばらく走ると、2つで終わるはずだった巨大フィギュアつながりの3つ目を発見!近寄ってみるが、なんとここは既に廃墟だった。

リンロンゴ

 食べるところないかなぁと走っていると、途中に「玲瓏閣」(リンロンゴ)という中華料理店があったのでそこに入った。本格中華のお店で、うまかった。

 道の駅「東浦ターミナルパーク」でたこの丸焼きを食べた。人気なのか結構待たされた。

淡路夢舞台・奇跡の星の植物館

 次に寄ったのは、「淡路夢舞台」というかなりバブリーなリゾートの中にある「奇跡の星の植物館」という巨大な温室植物園に入った。

淡路夢舞台・奇跡の星の植物館 淡路夢舞台・奇跡の星の植物館 淡路夢舞台・奇跡の星の植物館 淡路夢舞台・奇跡の星の植物館 淡路夢舞台・奇跡の星の植物館 淡路夢舞台・奇跡の星の植物館 淡路夢舞台・奇跡の星の植物館 淡路夢舞台・奇跡の星の植物館 淡路夢舞台・奇跡の星の植物館 淡路夢舞台・奇跡の星の植物館 淡路夢舞台・奇跡の星の植物館 淡路夢舞台・奇跡の星の植物館 淡路夢舞台・奇跡の星の植物館 淡路夢舞台・奇跡の星の植物館 淡路夢舞台・奇跡の星の植物館
淡路夢舞台・奇跡の星の植物館

 という感じでかなりすごかった。

あとわずか

 あとはわずか。

ゴール間近

 明石海峡大橋が見えてきた。

たこフェリーより

 たこフェリーに乗船。明石海峡大橋は渋滞しているのが見てとれた。

たこフェリー

 たこフェリーとすれ違う。

夕焼け

 反対側は夕焼けだった。

 3日間、お疲れ様でした!

淡路島一周サイクリング
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